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夢のまた夢!

香港では高校生がデモに参加して警官にピストルで撃たれるというニュース映像が流れていました。ピストルを構えられているのに棒で戦いを挑むって凄いですね。 香港でデモに参加している人たちの気持ちはよく分かるのですが、たしか中国では共産党がすべてを決めて、人々はそれに従うという仕組みで動いています。なのでデモ参加者の希望が叶う可能性があるのか?と思ってしまいます。 共産主義のやり方は我々の住んでいる環境に比較すると異常な感じを受けますが、共産主義を宗教だとみなすとそのやり方はいろんな宗教がとっているやりかたと全く同じだと気づくと思います。 詳しくは知りませんが、キリスト教や回教などの一神教は「〇〇の他に神はなし!」と他の神を認めていません。これと同様に共産主義も一神教といえるでしょう。共産党の一党独裁をケシカランという場合は、世界中の宗教に対しても同様に非難の声を上げないといけません。資本主義だって一神教的で「拝金」が重要な宗教上の儀式になっているという構図? 所詮我々は宗教とか、儒教とか、あるいは科学の場合は何か仮説のようなものに頼らないと何も考えることができないのだと思います。このような仕組みが我々の思考の構造を支配しているに違いありません。 あるいはこのような仕組みをとることは生物学的な脳の構造上避けられないようになっているのかもしれませんね。 今望んでいるものを手にして、 何の得があろうか。 それは夢、 瞬間の出来事、 泡のように消えてしまう 束の間の喜びでしかない。 - シェイクスピア  露と落ち 露と消えにし我が身かな 浪速のことは 夢のまた夢 -  豊臣秀吉