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5%の危険率

下記のような20コマくらいの漫画があります。 https://www.frontiersin.org/files/Articles/187236/fphy-04-00006-HTML/image_m/fphy-04-00006-g001.jpg 内容は お菓子のjelly beansを食べるとニキビができやすい! これを科学者が検証したところ、有意の差は無いと出た。 色によって違うという説がある。 科学者は、赤、青、黄色、白、、、、、、 と研究してどれも有意差がないと出たが、緑だけは5%で有意と出た。 これが新聞(雑誌?)に載るときには、科学者は緑のjelly beansを食べるとニキビがでやすいことを証明した! となるそうです。 多いにあり得る話だと思います。

科学の方法に間違い?

Blogなるものを今日から開始。 PLoS Med.   2 , e124 (2005) . に載っている 論文(エッセイ)のタイトルは ” Why most published research findings are false? ”(何故、何かを発見したという論文の殆どは間違っているのか?)です。 職業とそれを選ぶ人の性癖はあまり関係がなさそうです。その証拠に警察官のなかにたまに泥棒さんがいたり、教師の中にたまに痴漢を働く人がいたりするのは仕方のないことかもしれません。同じように科学者の中にも論文を捏造する人が出るのは避けられないことのように思います。ところがこの論文が言うように”ほんとど”が間違っているということになると、それはまた別の事象であるように思います。 私はこの論文は基本的に現代の科学の方法が間違っていることを述べているのではないかと思います。私はKOマウスを作ってもフェノタイプの出ないマウスが多すぎることから、科学の方法が間違っているのではないかと思ってきましたが、それを言うと殆どの人は賛成してくれません。でも屹度私の見込みは正しいと思います。