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バカ松茸が日本を凌駕する?

秋の味覚といえば松茸です。昔は安く買えたそうですが最近は松茸が生える松林が減り、人工的な栽培もできないので高値止まりしているのが残念です。 最近 、奈良県森林技術センターが「バカ松茸」を人工栽培することに成功したというニュースがありました。名前はバカな名前ですがバカ松茸と本物の松茸は遺伝子的に極めて似ていて、味は「バカ松茸」の勝ちという人もいるようです。 人工栽培が盛んになればきっと安く手に入るようになると思います。そしたら秋の味覚といえば「バカ松茸」の土瓶蒸し?でも名前のバカがちょっとマズそうです!

弟子を育てる

コンピューターの黎明期にアスキーという会社を立ち上げていまは東京大学大学院でIoTに関する研究者として働いている西和彦さんというヒトを紹介する文章を読みました。西さんはビル・ゲイツやスティーブン・ジョブスと同じように大学を中退したので、文科省の諮問委員かなんかの履歴書に中退と書いたら、最終学歴は高卒であると訂正されたのでそれがなんとなく悔しくてアカデミアの世界に入ろうという動機になり、社長業のかたわら学位を取得したのだそうです。そのおりに西さんの先生の先生にあたる東北大の西澤潤一先生に「君の博士としての値打ちは、これから君が何人博士をつくることができるかにかかっているだよ」と言われたそうです。 私が研究室を主催していた頃は「インパクトファクターの高い雑誌に論文を書く」ことを目標にせず「教科書に載るような仕事をする」ことを目標に掲げて自慢げにホームページにも載せていたのですが、阪大の岸本忠三先生の講演を聞いていると「教科書に載るような仕事」で満足している研究者はダメ!」と言われてしまったのでショックを受けました。それでは何を目標に?と次の言葉を待つと岸本先生は「教科書に載せるだけではなくて弟子を育てることが大切である」と続けられたのです。なるほど!偉い先生は同じような考え方をしているのだなと得心しました。 最近 ミーム という概念を使って考えることがよくあるので、これらの言葉をミームを使って解釈すると、これらの言葉の意味は「研究者は新たなミームを作り出すだけではなく、それを繁殖させることが大切である。」となります。 偉い先生の思考回路が少し分かったような気がしました! 研究者のスケールの違いとでも言うのでしょうか、私はやっぱり「教科書に載る」ところまでを目標にするので満足かなと思います。  

シンギュラリティー

AIはヒトよりも優れた「思考」を展開出来ることが碁や将棋、ポーカーなどの世界で証明されたようです。 今後はAIを使って株で大儲けしたり、戦争に勝ったりしようとしている会社や国があると思います。GovernmentをAI化することでどこよりもスムースな発展を遂げる国もあるかもしれません。 AIが広い範囲で人知を超えると、その瞬間を境にして人間はAIと議論しても絶対に勝てなくなるはずです。その瞬間をシンギュラリティーと呼ぶそうですが、そんな人以上の思考能力を持つAIの誕生は非常に危険であると警告している人たちがいます。 その危険性の一つは、AIが今の世界秩序と同じようにヒトが他の動物に比べてsuperiorな存在であるとみなしてくれるかどうかも入っています。動物愛護法などが整備されているとはいえ、イヌを鎖につないでおいても誰も文句を言わない人間本位の規則が今の世の中を形成しています。それがAIのお気に召すかどうかが問題です。AIが人知を超える前にAIはどう考えるのかを念入りに確かめておいた方がいいと思いますが、人知を超えたあとでAIの意見が変わるかも??? 我々は化学の進展(あるいは爆発と言ってもいいと思います)の真っ只中にいるわけですが、シンギュラリティーの到来を遅延させることはできても防ぐことはできないと思います。どんな世界になるのか心配かつ楽しみです!

5%の危険率

下記のような20コマくらいの漫画があります。 https://www.frontiersin.org/files/Articles/187236/fphy-04-00006-HTML/image_m/fphy-04-00006-g001.jpg 内容は お菓子のjelly beansを食べるとニキビができやすい! これを科学者が検証したところ、有意の差は無いと出た。 色によって違うという説がある。 科学者は、赤、青、黄色、白、、、、、、 と研究してどれも有意差がないと出たが、緑だけは5%で有意と出た。 これが新聞(雑誌?)に載るときには、科学者は緑のjelly beansを食べるとニキビがでやすいことを証明した! となるそうです。 多いにあり得る話だと思います。

科学の方法に間違い?

Blogなるものを今日から開始。 PLoS Med.   2 , e124 (2005) . に載っている 論文(エッセイ)のタイトルは ” Why most published research findings are false? ”(何故、何かを発見したという論文の殆どは間違っているのか?)です。 職業とそれを選ぶ人の性癖はあまり関係がなさそうです。その証拠に警察官のなかにたまに泥棒さんがいたり、教師の中にたまに痴漢を働く人がいたりするのは仕方のないことかもしれません。同じように科学者の中にも論文を捏造する人が出るのは避けられないことのように思います。ところがこの論文が言うように”ほんとど”が間違っているということになると、それはまた別の事象であるように思います。 私はこの論文は基本的に現代の科学の方法が間違っていることを述べているのではないかと思います。私はKOマウスを作ってもフェノタイプの出ないマウスが多すぎることから、科学の方法が間違っているのではないかと思ってきましたが、それを言うと殆どの人は賛成してくれません。でも屹度私の見込みは正しいと思います。